情報
ハード:ゲームボーイアドバンス
発売元:フウキ
発売日:2003.04.24
価格 :6,264円
「ZERO ONE」! コレは面白かった!
俺は無印の方が好きだな
あらそうなの?
私は「ZERO ONE SP」の方が好きね
ストーリーに違いはあれど
好みの絵柄の方を選べば良いって感じかな
感想
まず一言、面白かった!!
あまりアドベンチャーはプレイしたことがないのですが、他のアドベンチャーもやりたくなってしまいました。
マイナーなゲームかと思われますが、これはアタリだったなあと。
だからこそ有名でないのがなんともなのですが‥‥
せっかく面白いのに‥‥
ネタバレになっちゃうから、どこまで説明すればいいのかやらですが、 平々凡々な主人公である常光寺ナゴム(GBA作品で1番目立っていない主人公とさえ言われているのを見かけた)と 美人な姉ちゃんの常光寺リツコが悪の組織に狙われてしまう! その影には自身の父親の影が‥‥というのがまず第一の話であります。
それに加えて、ふたりのピンチの時に突然現れた謎の青年とは!!という、 好きな人には好きであろう、お約束的要素をたくさんぶっこんだもの。
ぶっちゃけますと1972年に放送していたあの特撮みたいな話なのです。
名前からしてそうだしね?!
テキストも遊び心たっぷりで、これ大丈夫なのか‥‥?と冷や冷やさせられることも。
円谷や東映の特撮が好きなら、確実に楽しめると思いますよ。
もちろんそれだけではなく、某裁判ゲームとかバトルネットワークなゲームとかビーチバレーとかとかな ゲームを連想させるテキストもあって、くすりとするような、大丈夫なのか?と心配するような……
テキストも豊富なので、調べたりするのもたのしいし、追いきれる気がしない。。。
システム的には選択肢の時以外はどこでも好きな時にセーブできるので、 選択肢前でセーブしておいて、バッドルート通ってセーブして、分岐前のセーブからやり直すのが楽かとおもいます。
死亡前からやり直すこともできるのですが、それだとそこそこ巻き戻ってしまうので。
詰んだ時には死亡前からやり直すこと。
なぜだかよくわからないけど、かたそうなスーツのお姉さんの豊潤なバストがばいんばいんするんだ‥‥
GBAというハードだということをまず念頭において、 ビジュアルは結構キワドイとこ攻めてくるので、気になる人かっちまいなよ!
なんとリメイク版「ZERO ONE SP」が同じくGBAで発売されてます。
ビジュアルを一新した為、みんなのグラフィックが変わりすぎてるっぽい。
ナゴムのビジュアルが変わりすぎてて「ええー」なのですが!
元のビジュアルが好きな私に受け入れられるのだろうか‥‥。
てかあの美形のお兄さんどうなるのかな。
そしてキャラクターではシンちゃんが素敵すぎて辛い。
シンちゃんとツトムくんのサンバカトリオをみてるとなごみますねー。
アドベンチャー入門にはもってこいだったんじゃないかな。
初見で1周するのに7時間ぐらいでした。
「ZERO ONE SP」はプレミアついてるみたいなので、
まずはこっちでお試ししてみてもよいのではないだろうか。
(っておもってたらこっちもプレミアついちゃった…?)
ぐだぐだと お約束を超えて
ネタバレになるからぼんやりと。
このゲームをプレイして、姉ちゃんのラストの衝撃というかなんというか、 「そうきたか‥‥!!」っぷりには泣いた……
お約束にお約束を重ね、丁寧に話を組み立てているのがプレイしていて解るので、 暴動を起こす気になれないといいますか。
個人的には「こうだったらいいな‥‥」っておもっていたのが、どれもとんとん拍子で 「これがほしかったんだろ!!(バァン」ってされて吃驚したような拍子抜けしたような。
何もかもがハッピーエンドじゃないけど、こうしたかったんだろうなっていうのはわかるし、 おれもこの題材で、こういう結末を見てみたかったんじゃないかなって思うんですよ。
「そのとき不思議なことが起こった!」的な感じで済ませてたら殴りこみに行こうかと思ってたんだけど、 ほんと真摯に組み立ててもらったなあって感じられる作品でした。
プレイして本当によかった。
追加日 :2016.02.02
最終更新日:2021.01.13
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