摩訶摩訶

情報

ハード:スーパーファミコン
発売元:シグマ商事
発売日:1992.04.24
価格 :9,135円

駿河屋で探す
駿河屋で探す(箱説なし)

「摩訶摩訶」いいよなあ
とことんバカゲーって感じで楽しくなってくるぞ

ま、まあね‥‥??
デバッグしてないのかしらね、これ‥‥

感想

とうとうやっちまったなあああ!って感じに今回は「摩訶摩訶」。
相原コージ氏デザインとバグで有名なゲームなのではないでしょうか。
プレイ時間はどのぐらいだったかな。レトロフリークの倍速を使って3~4日ぐらいだったかな。

確かにバグは多く、画面も表示が崩れて大変なことになったりするのだが、 それが普通すぎてバグがどうでもよくなる恐ろしいゲームなのである。
プレイヤーが動くとカックカクで大丈夫かこれ!?ってなるんだけど、プレイしてるとそんなことはどうでもよくなる。
スキルもなぜか主人公しか使えなくてちょっとまてよ!!ってなるんだけど、 プレイしているとそんなことはどうでもよくなる。‥‥いや、ならないかもしれない。

ゲームバランスは序盤きつい。軽く死ねる。カエルとオウム強すぎ。
序盤さえ何とかなればあとは大丈夫‥‥だとおもう。
ラストのボスラッシュがきつかったです。
「トメさん」という敵キャラに「ざこダスト」を使うと経験値が「10000」入るので、 トメさん狩りが始まること間違いなし。
※序盤はあまりでてこない。後半やたらと出る場所がある。背景仕事しろ。

アイテムはパッと見よくわからないのが難点。
フィールドもよくわからないところにアイテムが転がっていたりするので調べるのが大変でした。
コマンド的にも調べるのがめんどくさいのです。
ヒロインの家でブラジャーとかブリーフとかひろう主人公がやばい。
主人公の家もベッドでパンティ拾うのでやばい。

宝箱は2重底システムになってて、よく調べると違うアイテムが手に入ったりします。
鑑定システムもあったりして、どうでもよいアイテムが実はすごかったりする。
ただ、どうしても序盤はアイテムが持ちきれなくてパンパンになってしまうのが辛いです。
あとからどこでもモノを預けたり引き取ったりできるようになるので、そこは便利。

全体的にキャラも話もマトモじゃないのでそーゆーのが好きならぜひ。
プレイヤーキャラもダンボールを身にまとってるイケメンのジョニーとか、 超絶美人のシンシアとか、スケバン番長のミッチー(♂)とかウルウルボーイとか魅力的です。

主人公が美人のお姉さんに身包みをはがされ川へ落とされた挙句、全裸のままが幼女に囲まれ、 シスターに目撃されたいならぜひ。
その際、伏字にもならない。伏字にもならないんだよ‥‥!
たまに敵キャラの胸に書き込みがあったりする。
そんな時代のゲーム。全体的によく任天堂が許可したよな、これ。

キーワードは「前世」なので、戦闘に自身の前世が絡んでくる。
ここは魅力的だなあと思いました。
必殺技は自分で入力できるので、好きなのにするといい。
管理人は某特撮の決め台詞にしました。

ぐだぐだと さいごに ※ネタバレあり

初っ端からリア充爆発しろ!っておもってたら両親がミジンコになってショッキングな感じ。
ヒロインは闇落ちするしもうね。口調まで変わっておいおいおいおいって感じ。

コロッケにされて敵に食べられるってどういうことだよって感じの話がある。
そういうの好きな人にはオススメしたいような、したくないような‥‥
てか‥‥脚本に戸田博史さんってあるのだが、まじっすか‥‥
スケバンの脚本されてた人やないすか‥‥
その他にもめちゃくちゃ有名なアニメの脚本されてる人じゃないすか‥‥

ウルウルボーイはどうみても「ウルトラマン」で、これ大丈夫だったのかな?って思うのだが‥‥。
しかもウルウルボーイの修行風景を見てると、明らかに「仮面ライダー」みたいなキャラがいる。
もっと踏み込むと、ウルウルボーイのご先祖様の子供の1人がどうみても仮面ライダーなのだが、 その、まあ、あれだ、誰の子かなって話になるのである‥‥ドロドロしている‥
個人的に好きなキャラは「ミッチー」です。
女の子になってしまった男の子です。
肉体変化しているらしいので体は女の子だそうです。ざんねん。
あとジョニーさん。なんか報われない。

敵のデザインはどれもヤバい‥‥っていうしかないレベル。
肖像権とか大丈夫なのか。
透明系の敵を殴ると一瞬下着が見える。
アソコって何だよ、アソコってどこなんだよ‥‥そこには女の敵しか出ないとかなんだそれは いったいどこなんだ‥‥

でもまあ最後のシーン見ると今までの苦労とかどうでもよくなるんだ‥‥

‥‥あれ、スタッフロール読めな‥‥


追加日  :2016.10.30
最終更新日:2021.01.02